メンタルが弱~~~い駅員の話

都内某所で働く駅員のブログ

Fという男

 お疲れ様です。福岡留萌です。

 

 私には、同じ駅で働く、Fという友人が居ます。短大時代の同期であり、友人です。

 初めて出会ったのがいつだったのか、そしてなにを話したのかは覚えていませんが、気づいたら仲良くなっていました。今回は彼にまつわる話をしようと思います。

 

 ところで、私は昔から文章を書くことが好きでした。学校の授業は基本的にどれもあまり好きではありませんでしたが、国語の時間の作文を書く授業だけは真面目に取り組んでいました。

 そして、ごく自然に小説を書くようになっていきました。初めて小説を書いたのは、小学生の頃だったでしょうか。当時、私は西村京太郎のトラベルミステリーをよく読んでいましたので、なんかそんな感じの、人が殺される話を書いたような気がします。

 それから、中学・高校と進んでいきましたが、小説は書き続けていました。その頃はちょうど携帯小説全盛期でしたので、自分もガラケーでポチポチと文章を書き連ねていました。

 

 そして短大に進学し、私はFと出会います。

 ところでこの頃、私の中では大きな変化が2つありました。

 1つは、スマートフォンを手に入れたこと。

 そして2つ目は、Twitterを始めたことです。

 

 Twitterを始めたことで、短大の同期のアカウントと相互フォローし合うような関係にもなりましたが、一方で私は、自分が小説を書いていることを、誰にも明かしていませんでした。理由は単純で、なんとなく恥ずかしかったのです。

 どれほど仲良くなろうとも、小説を書いていることは明かさないようにしよう。そんなことを考えていた、ある日のことでした。

 

 私と友人のB、Nの三人で短大のそばにある大型書店を訪れた時のことです(理由は忘れた)。なんでもないことのように、Bが言いました。

「そういえば、留萌さんの小説はいつ出るんですか?」

 血の気が引きました。ガチで。

 いったいどこから情報が洩れたのか。調べてみると、その犯人はFでした。

 なんと彼は、あろうことか講義中に私のアカウントのツイートを漁り続け、そして見つけてしまったのです。

 

 私が投稿していた小説の、「更新ツイート」というやつを…!

 いわゆる「Twitter連携」というやつですね。同期にアカウントを教える前に、小説関連の投稿はすべて削除したと思っていたのですが、消しきれていなかったようで、それをFに発見されたというわけです。

 

 その後、私が小説を書いているという情報は友人間でまたたく間に広がり、「ああ、終わった…」なんて絶望感に襲われましたが、なんか意外と受け入れられて、今に至ります。

 まあ結果オーライというやつなのかもしれませんが、それにしたって本人に黙って周りに言いふらすのはどうなのよ。そう問い詰めると、Fは笑いながらこう言いました。

「いやー、なんか言いづらかったんすよぉ~」

 なんかってなんだよ!!!

 

 そんなFとは卒業後まったく別の道に進みましたが、なんの因果か数年後、今の職場で再会しました。業務中に顔を合わせれば声をかけてきてくれますし、休日には一緒にでかけたりもします。

 仲は良いほうだと思っていますが、小説の件と、それから劇場版ごちうさをなんの前情報も持たずに見に行った私に「青山ブルーマウンテン先生の声は能登麻美子さんですよ!」と壮大なパチをこいたのはいまだに許してねえぞこの野郎!(エンドロールで目が点になりましたよ)

 

 つまりなにが言いたいかっていうと、ネットでは隙を見せちゃいけないってことですね! みなさんも気をつけましょうね!!