メンタルが弱~~~い駅員の話

都内某所で働く駅員のブログ

差し入れのはなし。

 お疲れ様です。福岡留萌です。

 じっとしていても汗ばむような気候が続いております。熱中症にかかる方も多いとのことで、自分の勤務する駅でも、急病の方のための救護室のベッドが満床になることが多くなってきました。皆さま体調管理には十分お気をつけください。

 さて、もうすぐ夏休みシーズンです。いつも以上に多くのお客様が駅にやってこられます。だから、といってはなんですが、いつも以上にトラブルが多くなる時期でもあります。
 トラブルにあたってしまうのは正直好きではありませんが(たぶん好きな駅員なんていないでしょう……)、しかしその時の対応ひとつで、お客様からの反応も変わってきます。

 先日、お客様が改札にいらっしゃいました。第一声からかなりご立腹のようでしたので事情を伺うと、お客様が他の改札にいらした際に対応した駅員の態度が悪く、お客様の質問にも真摯に対応してくれなかったとのことでした。

 ぶっちゃけ「他の箇所のことだから、ここで言われてもなぁ」と思わないこともなかったのですが、同じ会社で働く社員の対応でお怒りである以上は謝るしかありません。まずは非礼をお詫びし、お客様が問い合わせたい内容を確認すると、自箇所でも対応可能な内容でした。
 そしてこちらの対応が終了すると、お客様は先程までのお怒りが嘘のように、私に何度も「ありがとうございます」とお礼の言葉をかけてくださいました。
 そして、言葉だけでは収まらなかったのでしょう、持っていたカバンからなにかを取り出し、私に差し出してきました。
「皆さんで召し上がってください」

 駅で働いていると、対応したお客様から感謝の気持ちとして差し入れをいただくことがたまーにあります。
 こちらとしては、お気持ちだけで充分ですよと一旦お断りをさせていただくのですが、どうしてもとおっしゃるお客様からは、ありがたく品物を受け取らせていただきます。
 だいたいの場合はお菓子などの軽食なのですが、今回のお客様が差し出してきたのは、

 アルコール飲料

 でした。

 さすがに勤務中にアルコールを受け取るわけにはいかなかったのでお客様にお返しすると、「じゃあ今度なにか持ってきますから!」と言い残してお客様は立ち去られました。

 なんだか、久々に面白い出来事だったので、ちょっと書いてみました。
 だけど結局、どんな品物よりも「ありがとう」の一言が嬉しいものなんですよ。ほんとに。