メンタルが弱~~~い駅員の話

都内某所で働く駅員のブログ

ちょっと吐き出させてくれ

 お疲れ様です。福岡留萌です。

 今日あった出来事について、ちょっと吐き出さないと自分の中で整理がつきそうにないので書きます。

 

 本を買いに行こうと思って、ちょっと大きめの書店がある街まで電車で向かったわけですよ。

 乗換駅につく直前でした。ドア横に立っていた女性が、急に頭をおさえてうずくまるのが見えました。そのすぐ横の席に座っていた人が声をかけるのですが、返答がない様子です。

 一瞬、どうしようかなと迷ったんですけど、自然とその人のもとに向かっていました。たぶん、今の仕事に就いてから、具合が悪そうだったり、困っている様子の人に声をかけることに対するハードルが低くなっているんだと思います。

 大丈夫ですか、頭が痛いんですかと尋ねても、女性はなにも返してくれませんでした。そして、駅に電車が停まるときの衝動で、彼女はそのまま後ろに倒れ込みました。

 自分はその女性の斜め後ろに位置して立っていましたので、なんとか支えることができたのですが、その様子からただの体調不良ではないのではないかと思いました。

 

 ドアが開くと、そばにいた方がホームに降りて、列停ボタンを押してくれました。

 その間も、女性からの反応はありませんでした。

 一応、職場では人工呼吸や心臓マッサージなどの講習を受けていますし、倒れて反応がない人と遭遇したら、迷わず心臓マッサージを行うことと教えられています(人工呼吸はどうだったかな……。無理に行う必要はないと言われた気がします)。

 ですが今日、実際にそういう人と対峙して、私はマッサージを行うことを躊躇してしまいました。その時私は、その女性が息をしているのかどうかさえ判断できなかったのです。脈を測ろうとした手は、震えていました。

 

 その時、年配の女性が車内にやってきて、女性のそばにしゃがみ込むと、彼女の体に少し触れ、「呼吸しているから、そのまま運べばいいよ」と私に伝えてくれました。手慣れた様子でしたので、おそらく医療関係に勤めていらっしゃるか、その経験者だったのでしょう。

 そうこうしているうちに、駅員と警備員の方が車椅子を持って駆けつけました。

 私と数名の乗客によって車椅子に乗せられた女性は、そのまま運ばれていきました。

 

 駅員さんからは「ご協力ありがとうございました」、先述の年配女性からは「お疲れ様」と労ってもらいましたが、実際には大したことをしていないのです。私がやったことといえば、女性に声をかけたことと、車椅子に乗せたことくらいです。

 たしかにあの場でそれ以上のことをする必要はなかったのかもしれませんが、実際に意識のない人を目の前にして慌ててしまった自分が情けないような気もしますし、なにより、今回の対応をしている間、かなり怖かったのです。その後しばらく手は震えっぱなしでしたし、なんなら今でもその時のことを思い出すとドキドキしてしまいます。

 今はただ、あの女性が無事であることを祈るばかりです。

 

 こうやって文章を打っているとちょっと落ち着いてきました。

 じゃあ買ってきた「とどのつまりの有頂天1巻」でも読もうかな!!(ダイマ